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告知
先行公開日:2026年11月7日 一般公開日:2026年12月5日
カバーデザイン:ファン・モガ
本作は、作家や翻訳者たちが、韓国SFの新しい風を紹介する企画「ニュー韓SFプロジェクト」の一環として翻訳された作品です。
ニュー韓SFプロジェクト
企画:ファン・モガ
翻訳・編集:廣岡孝弥、かかり真魚
構成・編集:正井
協力:VGプラス
チ
SFが与えてくれるユニークな驚異を恐ろしさと勘違いしていた子供の頃。その真価に気づくのが遅すぎて、ゆえにより情熱的にSFの世界を探検している。韓国の現代SFをはじめ、その範囲を海外と過去へと拡大し、ゆっくり少しずつ自分ならではの特色を模索している。しかし、不自由な身体のため、そのスピードは極めてのろく限られている。書くことしかできないため、存在が持つ弱い部分を取り扱うことに何ら躊躇もない。そしてSFは、そのような弱い部分を取り扱うのに酷なほど完璧なジャンルだと思っている。
スティーヴン・キングとチョン・ユジョンの影響の下でスリラーを書きながら文章を磨き上げ、2019年、チョン・ボラの作品と出会い本格的にSFを書き始めた。そうして書いた短編をウェブ小説プラットフォームである『britG』と『鏡(거울)』に公開し、光を当てられはじめ、2020年に書いた長編2作で遂に世に知らされた。第1回ムンユンソンSF文学賞に選ばれた『シュレーディンガーの子供( 슈뢰딩거의 아이들 )』は、「多様なアイデンティティを持ちながらもそれだけで還元されない立体的な人物造形がとても印象的」で、「技術による隔離と排除への問題意識をわかりやすく伝えている」と評されている。

吉良佳奈江翻訳者
吉良佳奈江翻訳者
現実社会の行く末をたくましく想像する韓国作品を日本の読者に届けたいと思っている翻訳者。ソン・アラム『大邱の夜、ソウルの夜』(2022、ころから)、スリーク、イ・ラン往復書簡『カッコの多い手紙』(2023、書肆侃侃房)、キム・メラ『わたしを夢に見てください』(2025、花伝社)、チョン・ボラ『とにかく、デモ!』(2026、現代書館) など、訳書多数。