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archipelago

archipelago

archipelagoの英語詩。灯台の形にデザインされている
 
 
(私は灯台です)
 
詩を書くということは白い地図に文字を埋めるということ
石のような一文字一文字は積み重ねられ、均され、風化と浸食を繰り返し、
やがてそれは想像上の一つの島となる
 
冷静な貴方にはその島がどう見える?
島の名前は何?
何語が話されている?
そして空は何色をしているだろう?
 
歴史、宗教、文化、風習を作りながら…、オアシスに称讃の花火が上がる
 
互いを理解し合う為に、光の軌跡が職人のサスペンダーのように僕等の世界を繋いでいく
それはずっと待ち焦がれていた夢だった
炎の線は半島、列島から国、大陸へと光り輝く
 
──世界を照らす光は貴方に空想を見せる
 
石ころが宝石に変わる
私はその自然の畏敬の中で生きている

告知

本作は島アンソロジー『貝楼諸島へ/より』(犬と街灯)の収録作品です。

Kaguya Planetに掲載したの島アンソロジー参加作品

先行公開日:2021年9月11日 一般公開日:2021年10月23日
カバーデザイン:浅野春美

f3hito

f3hito著者

1993年生まれ。同志社大学文学部英文学科卒。京都市在住の詩人。日本語の詩、英語の詩、そして英語の図形詩を執筆。アニメの影響で、習い始めの頃から英語に興味を持ち、大学在学中に所属していた英詩を読むゼミで図形詩と出会い、就職活動の失敗を機に、制作を始める。2018年、英語の図形詩集「Serendipity」(アメージング出版)を出版。詩集「He+N+Ne+P+Te」(2019年)、「光芒とbalmy」(2020年)、「Thou art fair」(2020年) と三冊の詩集を発表。現在は、いろんな角度から英語を味わって好きになってもらうために、図形詩の普及活動に取り組んでいる。